東野圭吾「沈黙のパレード」あらすじと読了した感想

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ガリレオシリーズの第9弾。東野圭吾「沈黙のパレード」を読みました。

今回の書籍は長編一編の構成となっています。前作より少し時が経っている設定になっており、その中でガリレオこと湯川学や草薙たちの役職が上がり、事件との関わり方が少し変わったと感じるところがありました。

殺人事件の被害者や加害者であろう人たちの背景や気持ちにフォーカスし、事件を明らかにしていくストーリーとなっており、斬新な気持ちで楽しめました。

ぜひこの機会に読本してみてはいかがでしょうか。

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書籍

東野圭吾「沈黙のパレード」あらすじ

ガリレオ、再始動! 今度の相手は街の人たち全員だ
『ガリレオ、再始動!』
シリーズとしては、6年ぶりの単行本が、長篇書下ろしとして堂々の発売!

容疑者は彼女を愛したふつうの人々。
哀しき復讐者たちの渾身のトリックが、湯川、草薙、内海薫の前に立ちはだかる。

突然行方不明になった町の人気娘・佐織が、数年後に遺体となって発見された。
容疑者はかつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。
だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。
さらにその男が、堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を「憎悪と義憤」の空気が覆う。

かつて、佐織が町中を熱狂させた秋祭りの季節がやってきた。
パレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたか。
殺害方法は?アリバイトリックは?
超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。

第一作『探偵ガリレオ』の刊行から二十年――。
シリーズ第九作として、前人未踏の傑作が誕生した。

出典;文藝春秋BOOK

感想

おろしろさ ★★★☆☆

だめかどうかを自分で判断しちゃいけない。あるわけないと決めつけるのも良くない。

作中に湯川が言ったこの言葉が心に残りました。何でも自分が正しいと思い込まず、第三者の意見を聴く事が大事なんだと、考えさせられる作品でした。

長編ならではの、登場人物設定の深さが堪りませんね。つい感情移入してしまう面白い作品でした。

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