城山真一「ダブルバインド」あらすじと読了した感想

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2021年10月発売の城山真一「ダブルバインド」を読みました。

主人公となる刑事課長の比留が、題名の通り公私ともに直面している問題へ向き合い、悩み、そして解決していくストーリーとなっています。

この作品は一人称で構成されており、主人公の心の揺れや行動、心の強さなどが読み取れ、大変楽しく読めました。

ぜひこの機会に読本してみてはいかがでしょうか。

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書籍

知念実希人「ダブルバインド」あらすじ

金沢東部署刑事課長の比留は公私ともにがんじからめの大ピンチ。妻を病気で亡くし、娘は高校を不登校。強盗犯を取り逃がして人事で左遷もかくていしていたが、管内の駐在所員が撲殺される事件が発生。その犯人は逃亡した強盗と同一犯だと比留は気づき、極秘捜査を開始。不運だけど悪運の強いデビル刑事・比留が疾走する骨太の警察小説。

出典;双葉社

感想

おろしろさ ★★★☆☆

警察は正義を前提に成り立つ組織だ。

作中に刑事課長の比留が上役と口論し、発したセリフです。

作中終盤に出てくるセリフですが、ここまで比留と共にストーリーを進んできた者としては比留らしい震えるセリフでした。

自分の仕事に誇りを持ち、信念を持っている、そんな人が言える言葉だなと感じました。

城山真一さんの作品とは今回初めて触れ合いました。個性豊かな登場人物が出てきて、つい感情移入してしまう面白い作品だったので、引き続き他の作品も読んでみたくなりました。

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