東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」あらすじと読了した感想

この記事は約5分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

加賀恭一郎シリーズの第6弾。東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」を読みました。

今回は5つの作品を纏めた短編集でした。うち4つの作品は、事件後からスタートしており、加賀恭一郎が犯人に対し推理を展開していくストーリーとなっています。

それぞれの犯人が供述した嘘を見破っていく爽快感が、読んでいて楽しめます。

ぜひこの機会に読本してみてはいかがでしょうか。

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」あらすじ

誰もが平気で嘘をつくわけではない。
正直に生きていきたいと望んでいたのに、落とし穴にはまりこみ思わぬ過ちを犯してしまった人間たち。そしてそれを隠すため、さらに秘密を抱え込む……。

バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに1人の刑事がやってきた。彼女に殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが……。嘘にしばられ嘘にからめとられていく人間の悲哀を描く、新しい形のミステリー!

出典;講談社BOOK倶楽部

感想

おろしろさ ★★★☆☆

作中に登場する犯人は皆、嘘の供述をしています。その嘘を見破るために加賀恭一郎が犯人に対して行う質問の数々。気付いたときには嘘が破綻し、犯行を自供している状態に。視点は加賀恭一郎に対峙する人となっており、切迫詰まっていく感じがたまりませんね~。加賀恭一郎の細やかな裏付け捜査が輝く作品だとおもいます。これからの人生、嘘はなるべく付きたくないですね。

やはり短編はサクッと読めるのが良いですね。だけど主人公の味がしっかりと出ていて面白い作品でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました